
きゅうり専門部長
渕澤 秀峰 (ふちざわ ひでみ) さん
【7月の国消国産】
きゅうり
JAいわて花巻管内は冷涼な気候と豊かな水資源に恵まれた、高品質な夏秋きゅうり産地です。7月から10月にかけて主に中京・関東エリアをはじめ岩手県内にも出荷しています。鮮度が命のきゅうりは95%以上が水分で低カロリーながらも、カリウムやビタミンCなどの栄養素が豊富。イボが鋭くトゲトゲしていて、張りとツヤがあるものが鮮度が高い証です。花巻の美しい自然の中で元気に育った、パリッと食感が自慢のきゅうり。ぜひお召し上がりください。


いわての冷涼な気候と豊かな水で元気なきゅうりを育てています


豊かな水管理でぐんぐん成長
いわて花巻空港の東側、すぐそばを北上川が流れる環境できゅうりを育てています。3棟のビニールハウスと23アールの露地が私の畑です。安定して出荷できるよう季節に適した品種を順番に定植して計画的な栽培を心がけています。きゅうりは水が好きな植物なので約40メートルの地下から汲み上げた水をたっぷり与えています。また近年は猛暑との闘いで暑過ぎると根張りが弱くなってしまうので、ビニールハウスでは日中に10分程度ミスト散水を行って暑さ対策もしています。気温25℃程度が最も成長が早く、半日で5センチ以上も伸びることもあり最盛期は朝4時からと夕方の1日2回収穫し85キロ(50本入り17箱相当)出荷しています。きゅうりの成長に合わせて人が動く毎日を送っています。
澄んだ青空に惹かれ会社員から就農
就農して20年ほどになります。それ以前は農業とは無縁の会社勤務で全国各地を飛び回っていました。地元の花巻にUターン、共に消防団活動をしていた農家の手伝いに行った時「澄んだ青空の下で働く農業って良いなぁ」と思ったんです。もともと実家が農家でもなく土地も機械も知識もなかった私ですが、「それなら必要なものを貸すよ」「応援するよ」ときゅうり農家の先輩たちが続々と手を差し伸べてくれました。人と環境に恵まれ感謝しています。
私は水分たっぷりのきゅうりを「緑色の水風船」と呼んでいます。収穫する時、大量にぶら下がった「緑色の水風船」を見るとうれしくなりますね。鮮やかな緑色のきゅうりは成長が早い時期は特に皮も柔らかいので、ぜひそのままパリパリッとした食感を楽しんで欲しいです。

氷水で冷やしてパリッと!
良い水で育ったきゅうりは、ほんのり甘いんですよ。やっぱり生のまま丸かじりが一番ですね。梅肉や味噌、マヨネーズ、キムチなどディップで変化を楽しんでいます。
保存する時は水分を保って10~13℃保存が理想ですが、冷やしすぎると低温障害になり食感が落ちたり変色したりするので購入後はなるべくお早めに。食べる直前に氷水で冷やしてパリッと!がおすすめです。
